徒然

”幸福な”日常のまとめ

忘備録

今回の台風19号に関して

 

86歳の夫婦の最期の交わした言葉が「長い事世話になったな」であった

 

家族で崩落した道路に落ち3人死亡1人行方不明となった

 

人が50人以上亡くなったんじゃなくて

1人死ぬような大事が50回以上起こったという

 

こんな、こんな事があった日、わたしは何をしていたのだろうか。

 

 

こんな別れを想像もせずのうのうと茶を飲んでいた。

 

こんな事故を想像もせずのうのうと布団で寝ていた。

 

わたしは、人が理不尽に死ぬ事だけは許せない。

 

こんな事を許した周りの人間が許せない。

こんな事を許した世論が許せない。

こんな事を許した政治が許せない。

こんな事を許した自分が許せない。

こんな事を許した運命が許せない。

 

生など宇宙揺らぎで存在に意味などなくただ時の流れに沿った粒子の運動のみが在ると。

そんな事を考えていた。

それは万物の全てを一般化したものであって。

 

植物の話ではない。

動物の話ではない。

人間の話ではない。

君の話ではない。

 

ただ万物が、それであって。

それは、万物ではない。

 

 

それだから君が死ぬ理由にはならない。

それだから新聞の向こう側のあなたが死ぬ理由にはならない。

それだからテレビの向こう側のあなたが死ぬ理由にはならない。

それだからネットの向こう側のあなたが死ぬ理由にはならない。

それだから、貴方達が死ぬ理由にはならない。

 

幸福であれ

今すぐは無理でも

きっといつか、いつか

万物の生の意味が、幸福で在る為と

ならん日が来る事をわたしは祈っている