徒然

大学生の”幸福な”日常のまとめ

僕は呪われた村人A

瀕死である。かろうじて動く右手とギリギリの意識で捻り出している。

呪いがやっと全身を冒して僕はこれから途轍もない苦しみを味わう予定だ。

誰が呪いをかけたか?両親祖父母友人先生、多分もっといる。とても強力なものだ。
強力なクセに詠唱が簡単なので非常に困る。僕の状態異常欄は200スクロール分くらいになってしまっている。

「死んではいけないよ」
「幸せになってね」

行動時必要HPとMPが2倍になる呪いと毎ターン終了時MP半減である。

勇者であれば魔王を倒して呪いを解いて姫様と結婚して富と信頼を築けるのだろうが僕は村人Aである。

精神はイかれて「死にたい」なんて思わない日などない。されど死ぬ事は赦されない。
今の苦痛は幸せとは程遠い。死ねたら幸せなのだろう。なんて思う。だって幸せになってって言われたもん。でも死ねない。

精神疾患持ちの戯言と一蹴してくれても構わない。恐らくそういう人は今後無意識に呪いをかけ続ける。
共感してくれた人がいるかもしれない。生きづらいしどうなるかもからない。僕は暇な身なので何かあれ場多少の話は聞ける。
初めて自分が呪われていたことに気づいた人もいるかもしれない。恐らく知らない方が幸せな類の情報だった。すぐ忘れなさい。そして何も知らないまま昨日と同じ今日を生きて欲しい。