徒然

”幸福な”日常のまとめ

深夜一時、歌舞伎町、ネカフェ

別にどうってことはない

よくある家に帰りたくないだけ病

さみしいだけ

 

結局なにも進歩しなかった

2年前のように服薬自殺を図り

昨年のように愛と自己満足の区別もつかず

先月のように破滅の道を歩いている

 

歌舞伎町、今年に入ってからもう何回来ているだろうか

眠らない街というのは意外と少ない

太陽光は厳しい、でも一人で暗闇を歩きたくない

そんな時、勝手に声をかけてくるキャッチ

煌々と夜空を照らすキャバクラの看板

それが救いだった

 

そんな街に魅かれて

差し出せるものなんて何もないけど

なけなしの生活費を握りしめて

そっと夜の街を歩くのだ

 

一度捨てた命に価値などない

殺したければ殺せばいい

むしろこの握りしめた拳の中の

数枚の紙きれのほうがよっぽど

 

意味などない

価値などない

 

そう言い聞かせていた自分に

紙切れが価値をくれる

 

誰がために生きるか

結局わからないまま

今日も心臓は鼓動を繰り返している

 

何のために生きるか

結局考えないまま

今日も延命の薬を飲み眠りにつく